我が家の中で、大阪に引っ越してきてから、ずっと一緒に過ごしているモノがあります
このテーブルとそれに合った椅子が2脚
元々は 母との二人暮らし
だから椅子は2脚
引っ越したときに、お客さんがきてもいいように、その後2脚増えました
彼と息子と母と4人で、このテーブルを囲んだ時期を経て、現在は3人で
というわけで、35年ぐらいのおつきあい
私も、息子も、このテーブルを勉強机かわりにして
私の成長過程、息子の成長過程を見守ってくれています
そして、家族の団欒も、家族での喧嘩も、そのどちらも(笑)
今日は夏至
夏至の朝に、自分が外に求めていたものは、全部我が家の中にあったことを思い出しました
私という人間の価値は、外でしか測るものがないと思っていました
元々の性質上、あなたしかいない という役割を果たしたいという思いが常にある私
あなたしかいないと言われるために、我が家ではない、職場やらグループやらコミュニティに貢献することばかり考えて、貢献できないと自分が思ったら、自分を責めて否定して、疲弊して、その繰り返しだったなぁと
そのために満たされることが必要
だけど、その満たすことに罪悪感が拭えない
そんな状態だったのでした
でも、
あなたしかいない
って、
母にとって、娘としての私であり、息子にとって、母としての私でした
その二人をおざなりにして、外での貢献に躍起になっては、おざなりにしていることに対する罪悪感を感じる
私の中の 満たされたい私は、貢献することで、見せかけの満たされ感を味わいながら、結果的に罪悪感でも埋め尽くされていたのです
仕事を離れ、家ごとに注力できるようになり、私は満たされていきました
でも、
これが自分が求めていたものだ
と思いながらも、
外に対して貢献している私でないからダメだと、自分を縛りつけていたのです
歌ごとよりも 家ごとや仕事を優先していたり、仕事よりも家ごとを優先しはじめた去年からの流れ
我が家なら
あなたしかいない
って無理に貢献することなく、自分がありのままに過ごすことができて、満たされる居場所なのだったと気づくことが、やっとできました
罪悪感を感じることなく自分の中が満たされて
そして、初めてそこから外に対して、何かができるのだと思い出せました
この我が家のテーブルには、よろこびも、愛も、心の平安も全部あった
そこに気づいたとき、昨日は 外のテーブルにそれがいっぱい載っかっていたことに、はっとしました
自分を満たすところからのお料理と泡と本があって
素敵な仲間がやってきて
ほんで、大好きな人たちがやってきて
素敵な夜でした☆
外のテーブルにも、よろこびと、愛と、心の平安を、やっとこさ見つけた
この気持ちを大切に AT THE TABLEを歌おう♪